遠征直前!活動報告会@東京

2024年3月23〜24日、東京都青山にて報告会を開催しました。

お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

東京会場として毎回お馴染みの会場「Glocal Point Aoyama」にて二日間開催しました。

今回は、プロジェクト開始した2021年の第一回遠征から2023年の遠征までを振り返る映像を新たに作成し、これまでを振り返る内容が軸となった全く新しい内容になりました。

悪天候にも関わらず、2日間で90人ほどの方にお越しいただけました。今回も関西や北海道など遠方からわざわざお越しいただいた方もいらして、とても嬉しかったです。皆様、ありがとうございました!

カナヅチだった小坂が一枚の写真と出会ってイソマグロに憧れてたった一人憧れの巨魚を追いかけ始めたのが2015年、以来ずっと一人でやってきたマグロ突きですが、2020年末、一人の夢は四人の夢「Mission100」になります。

今年でMission100としての遠征は4回目になります。「100kgのイソマグロを仕留める」そして「それを映像として記録する」という2つの前人未到に挑戦するこのプロジェクトですが、当初は全くの手探り状態でした。

2020年に63kgのイソマグロを仕留めて世界記録を樹立していた小坂でさえ、海のリズムを掴むのに苦戦した1年目。遠征直前にシャークアタック事故に遭い、死を覚悟した経験からくるトラウマを抱えて潜りました。同時に、クルーを従えてマグロに挑むという初めての経験、刻々と変化する海のリズムに翻弄される苦しい停滞を経て、期待以上の結果を出すことができました。正直、こんな海でサイズ云々以前にマグロを上げることさえ諦めかけていました。もしかしたら感情の起伏が最も大きかったのがこの第一回遠征だったかもしれません。

新たな可能性を求め、新しい時期にトライした第二回遠征。潜るたびに深場から突き上げてくるタイガーシャークたち、撤退せざるを得ませんでした。

100kgの遠さに気付かされた2年目、第三回遠征。1年目の結果を踏まえ自信を持っていたものの、モリを何度も折られ、チャンスをつかめず、全て空回り。86kgと100kgの間にある壁は、0kgと86kgと同じくらい途方もないものであることを感じさせられました。

そして3年目となった今年、2024年の第4回遠征。全てを0から見直し、何度も下見を重ね、緻密な下準備、そして厳しい鍛錬の末に挑みました。昨年と同じだけのチャンスがあれば、獲れる。そう確信していました。しかし序盤からいきなり3週間、季節外れの嵐でほとんど海に出れず。目の前の海に潜れればマグロはいるのに。挑戦の土台に立てないもどかしさ。それは徐々にクルー全員に広がっていき、やがてチーム内で爆発してしまいます。そんな中で訪れた数少ないチャンス、そして初めて訪れた「99個のピースが揃う」という奇跡の瞬間。ずっと待ち望んできたそのチャンス、実に1/1300。その先にいたのは純度100%の自分自身でした。詳しくはこちら。「100kg」と憧れだけで口にしてきた9年間でしたが、ようやくその真の意味を、垣間見ることができました。

そして、ついに4年目となる第五回遠征が近づいてきました。今、クルーは何を感じているのか?

会場にいらした方々は、それぞれに感じ取ることができたかもしれません。

ご協力いただいた皆様

  • Stream Trail(自由が丘)
    信頼できるタフなドライバッグを作っている日本メーカー。海遊びに欠かせない商品ばかりです。
  • Big Blue Freediving(小金井)
    ”日本フリーダイビングの母”松本恵さんのフリーダイビングとスキンダイビングのプロショップ。初心者から上級者まで丁寧な指導、オリジナリティあふれるツアーをやっています。
  • 侍シャツ(青梅市)
    懇切丁寧、経験豊富な最高のTシャツ屋さん。シルクスクリーンプリント技術が強い。
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