DREAM

イソマグロ。
海の難所に生息し、砲弾のように強烈なパワーで走ることから、最も捕獲が困難な魚とも言われる。
それゆえ、世界中のフィッシャーマンが憧れる魚だ。
その相手に、たった一息で海に潜り、一本の細い銛を握りしめ、命懸けの勝負に挑み続ける一人の日本人がいる。
彼の名は小坂薫平(くんぺい)、目指すのは、100kgを超えるイソマグロ。
最も古典的で、そして最もリスクのある”フェア”なやり方で巨大な相手へと挑む、
未だかつて誰も成し遂げたことのない、過酷な挑戦。
それは高い潜水能力だけでない、水中ハンティングの全てが詰まった究極のチャレンジだった。
何年もの月日をかけ、たった一人イソマグロを追いかけ放浪生活を送る薫平。
やがて彼の情熱は周囲の人間を巻き込み、より大きなものとなった。
僕らの夢、それは、前人未到100kg超えのイソマグロを銛一本で仕留めること。
そしてその挑戦を、1本のドキュメンタリーとして世に出すこと。
その夢を、「Mission100(ミッション・ワンハンドレッド)」という名前に込めた。

『ブルーウォーター・スピアフィッシング』―
たった一息で海に潜り、巨大な魚を狙うその漁法は、いつだって命懸け。
自分よりも遥かに強い力を持つ相手に海の底まで引きずり込まれたり、
一瞬の判断を誤れば命を落とす。
そこには、むき出しの命の駆け引きがある。

力が強くファイトが強烈で、捕獲が困難なイソマグロは、
世界中の釣り師・魚突き師の憧れの的だ。
中でも100kg超えは別格で、今まで獲った人間は一人もいない。

だからこそ、100kgを獲りたい。

それも、素潜り、たった一本の銛で、仕留めたい。

イソマグロとの出会いは2015年、ある一枚の写真がきっかけだった。
当時カナヅチで海が怖かった薫平は、その写真に夢をもらった。
”潜れない自分も、いつか”、そう心に決めた。
以来、イソマグロを追いかける放浪生活へ。
全国各地を潜り、マグロの影を追いかける日々。
時に漁師見習いとして漁船に乗り込み、時に海外へフリーダイビングの修行に赴き。
たった一人、マグロの影を追い続けた。

2020年末、マグロを追って訪れた地で三人の海を愛する男たちに出会う。
マグロを追いかけ六年目、一人のスピアフィッシャーが追いかけてきた夢は
水中映像作家、水中写真家、プロデューサー、四人の”Mission100”という夢になった。
さらに輪は広がり、いつしかそれは六人の夢へ。

刻一刻、目まぐるしく変化する海のダイナミズムや厳しい天候に翻弄され、
”命のやりとり”に葛藤するクルーたち。
2021年には数百回ものダイブの末に86.1kgを仕留め、手銛の世界記録を更新。

次は、100kg。

こいつになら命を賭けられる
CREW
スピアフィッシャー

小坂 薫平

日本人として初めて世界記録を樹立し、現在までに4つの世界記録を持つスピアフィッシャー。ここ数年はイソマグロを追う放浪生活を送り、年250日を国内外の海で過ごす。AIDAフリーダイビングイントラ。東京海洋大卒。素潜り68m、息止め6分30秒。

監督・ビデオグラファー

室 伸太郎

素潜りによる水中撮影を得意とする映像作家。磯焼けドキュメンタリーで「農水省サステナアワード2021」受賞。海ごみアーティストAyaoのPR動画は国連EP30周年記念パーティで放映。工房「AUKZEAL」、持続的な海岸利用を目指す市民団体、(一社)「GREEN spearfishers」代表理事。

プロデューサー

大﨑 健太朗

海を愛する起業家。とにかく海が好き。

フォトディレクター・写真家

野口 智弘

”海と人のつながり”を表現し続ける、世界的にも珍しい素潜り写真家。フリーダイビングに魅せられ、20歳のときから日本各地の海を潜り続ける。競技者として60m超えの潜水記録も持つ。代表作に「Water Being」「PRESS」など。二児のパパ。

水中写真家

山口 耕

世界中で野生動物の息遣いを追いかけ、撮影し続けるフォトグラファー。PADIプロダイバー。タイやオーストラリアでダイビング・ガイドの傍ら水中撮影の経験を積む。撮影スタイルは水陸を問わず、対象も大型哺乳類からマクロまでと幅広い。

ドローン撮影・ビデオグラファー

元起 大智

ドローン撮影に強いビデオグラファー。ROC fillm代表。競技カヌー由来のタフネスを武器に、雪山から水中までフィールドを選ばない。’23年1月、パキスタン・カラコルムの冬季未滑走高峰において初滑走を達成。代表作に「White Vibes」。

助っ人

太田 光紀

北陸を拠点とする根っからの海男。釣り人として、またある時は素潜り漁師として長年地元の海と向き合ってきた。釣り業界を軸にビデオグラファー・マーケターとしても活躍。代表作に「釣りに人生を賭けた、離島の少年を追う

一緒にマグロドリームを追いかけませんか?

ドキュメンタリー映画プロジェクト『Mission100』は、資金面での課題を抱えています。

撮影は僻地で行っており、天候は安定せず
マグロとの遭遇確率はとても低いです。
自然相手のチャレンジで遠征は長期に及びます。
過去二年間で、遠征日数は112日、潜った回数は996回。
その中で4匹のマグロを突くことができましたが、
110kgはまだ先にあります。

現状、遠征費は各自の持ち出しで行っており、
このままでは撮影・今後の制作を続けることが難しい状況です。

僕たちの夢に少しでも共感してくださったなら、
途方もない海の夢を共に追いかけてみませんか。

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開催情報は公式ラインで発信しております。